投資家くまのシンプルなルール

資産運用に役立つシンプルなルールを提案します

【節約】家計簿を気軽に続けるためのシンプルなルール

【節約】家計簿を気軽に続けるためのシンプルなルール

ざっくりいうと

1.使った日に精算する

2.レシートが出る店を使う

3.収入>支出ならOK

こういう内容です。

 

 

こんにちは、子ども部屋おにーさんです。

(以下ブログ主、私)

GW明けて仕事が始まると、やっぱり毎日投稿とはいきませんね。何とか趣味の執筆の時間を確保したいです。そんなブログ主のもう1つの趣味が家計簿です。小学生のおこづかい帳に始まり、今日まで欠かさず記録しています。知り合いにはどうしてそんなに続けられるのと聞かれます。

 

続けるコツはゲーム感覚です。家計は特徴あるキャラクターですので、最近は出費を抑えて貯金と投資のバロメーターを伸ばすのが楽しいです。……なんて言っても、マニアック過ぎるので、今回は家計簿を続けるために、私が続けているシンプルなルールを紹介します。

 

こんな人におススメ!

・家計簿が続かない人

・一人暮らしの学生さん

・新社会人

 

1.使った日に精算する

ブログ主はエクセルで家計簿をつけていますが、最近はアプリもあり、家計簿も多種多様になりました。もっとも紙のノートだろうと何だろうと、基本というのは変わらないと私は思います。

 

ブログ主がこれだと勝手に思っている家計簿のシンプルなルール1つ目。

使った日に精算する。

日中の買い物は夜には記録しましょう。現金、クレカ、電子マネー、キャッシュレス決済問わず、その日の会計はその日の内に〆ましょう。

 

なぜか、学生さんなら夏休みの宿題、普段お家にいる方は食後の台所、社会人は休日明けのメールチェックを想像してもらいたいのですが、こういうのは単発ならたいして問題じゃないけど、溜まると億劫になってきませんか? 私は億劫になるタイプです。上記すべての状況に、時間を奪われているように思います。なぜなら、その前後に価値があっても、それら自体には特に価値を感じないからです。つまりはコスト。

 

だからまとめてやるのか。

だから小刻みにやるのか。

これは選択の問題なのですが、例えトータルの時間は一緒でも、一度にまとめてやると凄く損した気分になります。苦痛です。この言い分はまやかしですが、どうせ払わなければいけないコストは、自分で自分を誤魔化せる方を選ぶことが、物事を長続きさせる工夫だと私は考えます。

 

家計簿が苦手で、数日に一回とか、一週間に一回とか、一ヶ月に一回とか、まとめて記録している方っていると思います。収支が合いますか? 私は独り身の時でさえ合いませんでした。レシートのない自販機やETC、家族が勝手に持っていった貯金箱のジャラ銭、多種多様な決済方法とその残高。それと記録はしたもののまとめていないレシートの山。溜まりに溜まったこれらに独り挑む、その苦痛の意味って何でしょう。

 

家計簿をつけることが目的になってしまうと、それはわからなくなります。家計管理の手法として選ばれたのが家計簿で、家計管理の目的はきっと貯金や投資といった資産形成です。つまりお金を貯めこむのが目的であって、苦労を溜めこむのは目的ではない。

 

だからできるだけ意識しないやり方がいい。もよおしたらトイレに行くように、習慣として毎日意識せずに処理できるようになると、家計簿ってだいぶ楽になると考えています。以前メールの処理方法についてブログに投稿したことがあるのですが、私はその日の夜に雑事はまとめてすませています。家計簿は私にとって趣味であり、雑事です。

 

関連:【時短】メール確認は1日1回、夜にすべて削除する【日常生活】

oni-san0418.hatenablog.com 

2.レシートが出る店を使う

ETCを通過するとき、いつも出口付近の掲示板に表示される利用料金をメモしています。夜に家計簿に記録するためです。そんな面倒事はこれだけにするように意識しているので、私はレシートの出ない店舗や、自販機などの設備を基本的に利用しません。

 

ブログ主がこれだと勝手に思っている家計簿のシンプルなルール2つ目。

レシートが出る店を使う。

これが優れているかは人によりけりですが、少なくとも私にとっては有効な制約であり節約です。確かにルールの下では選択肢は狭まります。しかし制約のない自由ってそんなに素晴らしいものなのか私には疑問です。それは無秩序と何が違うのか、わかりません。

 

レシートの有無は、その方が家計簿をつけるのが楽だからです。記録があれば記憶の必要はないし、最近はアプリでレシートを読みこむこともできるらしいですね。その昔ノートに家計簿をつけていたときは、記入が面倒でそのまま張りつけていたこともありました。レシートはあって困ることはあまり思い浮かびません。

 

あのお店はレシートが出るから使う。

あのお店はレシートが出ないから使わない。

以前クレカの運用について持論を展開したときも同じような話をしたのですが、消費者の責任は選択することであると私は考えています。その結果生じる利益と不利益を甘んずること、それを受け入れられないであれば何もすべきではない。

 

関連:【クレカ】ヤフーカードの効率的な運用を考える際のシンプルなルール

oni-san0418.hatenablog.com主語がでかくなりそうなのでレシートの話に戻しますが、私はお店がお店の都合でレシートを発行しなくても別にかまわないと思っています。その代わり私も私の都合でそういうお店は利用しない。そこに対等な関係がある。お客様は神様じゃないし、お店は奴隷じゃない。

 

たとえ制約されようと、常に選択の余地はあります。何となくは辞めて、使う理由か使わない理由を見つけましょう。お互いに無駄なコストを背負う意味はありません。楽をしていきましょう。 

 

3.収入>支出ならOK

最後にモチベーションの話をしようと思います。家計簿を続けられる方って数字が得意とか、無駄が嫌いとか、趣味とか、何より貯金する明確な目的があるからという印象があります。旅行とか令和婚とか株とか、子どものため老後のため推しのため、などなど。

 

じゃあ。

そういう前向きな感情じゃないんだわ。

金がない、貯金ができない、将来の見通しが立たないから「とにかく使わない」計画を立てる。そんな後ろ向きな、状況にそれを強いられるタイプの方、つまり本当はやりたくないけどやらなきゃいけない方が家計簿を続けていくためにはどうすればいいのか。

 

今でこそ趣味で家計簿をやっていると言えていますが、近年まで私には明確な貯金の目標などありませんでした。前述の人生設計が曖昧だから「とにかく使わない」タイプだったわけです。それでもいつか何かに使うかもと考え、目的のための貯金ではなく貯金を目的にしていたとき、己に課して今も守り続けるシンプルなルールがあります。

 

ブログ主がこれだと勝手に思っている家計簿のシンプルなルール3つ目。

収入>支出ならOK

家計簿は測定のための道具であり、貯金とは究極的にこれさえ守っていれば勝手に貯まっていきます。この基準は月末でも年末でも都合のいい方を選んで満たしていれば良しなので気楽です。

 

もっとも、おススメは毎月です。細やかな成功を積み重ねてください。それは次の努力のためのモチベーションになり、累積していくと努力はいつか「できて当たり前の」習慣に昇華します。一過性の節約が一貫性のある節約に変ったとき、道具は武器にもなるでしょう。

 

勿論、収入<支出の月があってもいい。ただし、それは自らが望んだ出費であるならば計画的であることが条件です。つまり衝動的な出費の累積で収入<支出なら、それは失敗だ。お金をコントロールできずに、お金にコントロールされている。誰かに勝てないのは別にどうでもいい。けれど自分に負けてしまえば、そこからは底なし沼です。家計簿は自らのお金を自らの支配下に置いておくための道具です。上手く使いこなしていきましょう。

 

それでは、また!

 

関連:【書評】この1冊でお金に困らない! 節約ハック大百科(松本博樹.2018)

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