投資家くまのシンプルなルール

資産運用に役立つシンプルなルールを提案します

【ヒヤリハット】未納・未払いを事前に防ぐメール・振込システムを構築する

ヒヤリハット】未納・未払いを事前に防ぐメール・振込システムを構築する

ざっくりいうと
①クレカの口座引落残高不足を見逃してヒヤリ・ハット
②家族間でメールを転送してダブルチェック
③他行振込無料の銀行に余剰資金を持つ
こういう話です。

こんにちは、投資家くまです。
今回のテーマは『未納・未払いを事前に防ぐメール・振込システムを構築する』です。
資産運用の分類としては『資産を守る』活動です。
内容としてはヒヤリハット報告書でもあります。
月末になると複数のクレカや水道光熱費の支払いがあると思います。そのすべてちゃんと把握できていますか? 支払い金額を間違えていませんか? もしも口座引落残高不足で未納・未払いとなった時に、それが滞納となる前に気づく仕組みはありますか? 今回は想定されるヒューマンエラーに対しての挽回策を紹介します。


「備えあれば憂いなし」私の好きな言葉です。

 

①クレカの口座引落残高不足を見逃してヒヤリ・ハット
上記の通り、単発的に利用していたサブカードのクレカの支払金額を勘違いして、サブ口座の引落残高不足が発生しました。気づいたのは妻で「こんなメール来てるんだけど大丈夫?」と教えられ、即座に他行振込処理を行い、再度引落期間内に滑り込めました。危なかった。
クレカには口座引落残高不足の際に再度引落の期間が各社で定められています。例えば楽天だと期日から4営業日以内で、それまでに支払金額を用意できればペナルティを免れる訳です。

help.rakuten-bank.net

資産運用にあたって信用情報の棄損は何としても避けなければなりません。しかし人間はミスをする生き物で、想定される事態はいつか起こるものです。大事なのは未然に防ぐ仕組みと、発生しても対処できる準備。今回の私の体験では「自分だけでなく家族も気づく仕組み」「報告を受けてすぐに対処できる準備」をしていたことで滞納を防ぐことができました。

 

②家族間でメールを転送してダブルチェック
まず「自分だけでなく家族も気づく仕組み」の話です。
そもそもどうして私のミスに妻が気づいたのかというと、支払関係のメールをお互いのメールボックスに転送する仕組みを作っていたからです。自動転送設定というサービスですね。

・Gメール自動転送設定

support.google.com

 

iPhoneメール自動転送設定

support.apple.com

これは覚えておくといろんな場面で応用が利きます。例えば子どものスマホメールを自動転送設定することでおかしな課金に気づく。両親・祖父母のスマホメールを自動転送設定することで降り込め詐欺などに気づく。そして今回のように家族のミスに誰かが気づく。自分以外の目を入れてダブルチェックすることで、異変に気付ければ、大事を未然に防ぐ仕組みとなります。

メールの確認は毎日行いましょう。過去に効率の良いメールチェックの仕方について紹介しています。仕事ではないので即レスやすべて確認する必要がないのが、自宅のメールチェックの良い点ですね。

oni-san0418.hatenablog.com

 

シンプルなルール:メールの自動転送設定でダブルチェック

 

③他行振込無料の銀行に余剰資金を持つ
次に「報告を受けてすぐに対処できる準備」の話です。
サブ口座に十万円でも百万円でも事前に入れておけば未納や未払いは発生しません。だがしかし資産形成中にサブとなるような口座は、そもそも「そこでしか特定クレカの口座引落ができない」のに「金利が悪い」とかでメイン口座になれない理由があるので、余剰資金を入れておくには勿体ない訳です。

これを裏返して、メイン口座の役割とは「金利が高く余剰資金を入れておける」かつ未納や未払いが発生した際に「他行口座への振込手数料が無料である」といった条件を満たす必要があると考えます。上記を勘案した時、私のお勧めは楽天銀行です。

www.rakuten-bank.co.jp

楽天銀行のハッピープログラムは、預金残高に応じて他行振込無料やATM手数料無料といった特典が受けられます。メイン口座で給与を受け取っていれば、これは満たしやすいです。さらに楽天証券と組み合わせるマネーブリッジを行うと預金残高300万円まで金利1%になります。

www.rakuten-bank.co.jp

このように「報告を受けてすぐに対処できる準備」ができていれば、いつか起こるかもしれないミスに過剰に怯えることなく資産形成を進めていけると私は考えます。見間違え、勘違いなどは誰にでも起こります。リカバリーの方法を事前に決めておきましょう。

 

シンプルなルール:他行振込無料で金利が高い銀行をメイン口座にする

 

【今回のシンプルなルールのまとめ】
①メールの自動転送設定でダブルチェック
②他行振込無料で金利が高い銀行をメイン口座にする

 

資産を守るシンプルなルールですが参考になれば幸いです。
それでは、また!