損出しのシンプルなルール
損出しのシンプルなルール
ざっくりいうと
1.売るか売らないかの判断基準を簡略
2.長期保有のメリットがある場合
こういう内容です。
こんな人に
・損出しをするか迷っている
・ルールがあまり決まってない
おすすめです。
◆
こんにちは子ども部屋おにーさんです。
しれっと投稿再開していきます。
年末の株主優待や配当金を楽しみにされている方も多いと思います。私も今年の6~9月にJT(2914)を200株ほどナンピン買いしたので12/26(木)の権利付き最終日が楽しみです。今年はネオモバ(SBI)やフロッギー(SMBC)といった単元未満株を低価格で取引できるサービスが始まり、日本株投資の選択肢がグッと広がった年でした。
さて買う物を買いとなれば、あとは売る物を売るだけですね。年末の株取引を〆る「損出し」のルールは皆さんお決まりですか? 今回は私が考える損出しのシンプルなルールを紹介していきます。
1.売るか売らないかの判断基準を簡略
節税で損出しをやるとして、毎年各銘柄を売るか売らないか考えるのが楽しい人もいれば楽しくない人もいると思います。私は後者で、どちらかというと損出しの後でいくら節税できたか計算するのが楽しいです。
となれば売るか売らないかは、その都度悩むよりも判断基準を定めるのが時短で合理的です。そんなことを考えて数年前にフローチャートを作りました。
まずQ1.含み損がなければ株を売る必要はないです。損出しの理由として含み益との損益通算を挙げる書籍やブログもありますが、損失は確定申告で3年繰越できるので、含み益がなく(かなしい)含み損だけでも損出しは一考の余地ありです。
次にQ2.ですが、前述のフロッギーのように買いは取引手数料無料でも売りで有料のサービスもあります。単元未満株はそこをよく考慮する必要があるでしょう。手数料発生の場合はQ3.を考慮し、どれだけ損益通算と繰越損失できるか確認しましょう。
最後にQ4.長期保有のメリットがある場合について後述します。ない場合は売りましょう。売った後はQ5.買い戻す必要があれば損出し、なければ損切りで一連の作業は終了です。おつかれさんでした。
2.長期保有のメリットがある場合
この場合は買い戻しで長期保有の利益がなくならないように注意が必要です。例えばクロス取引ですが、これは含み損を全額確定させたい方にはおすすめですが信用取引をやりたくない、現物取引しかしない方にはおすすめできません。
後者となると、日数がかかってもナンピンしながら売買を繰りかえすのがいいのではないでしょうか。その手間暇が釣りあうかは個人的には疑問ですが、ともかく残り一週間ばかりとなった2019年の株取引が良い結果で終わることを願っています。やっていきましょう。
それでは、また!