投資家くまのシンプルなルール

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【ATM手数料】ゆうちょ銀行口座を開設しておくシンプルなメリット【節約】

【ATM手数料】ゆうちょ銀行口座を開設しておくシンプルなメリット【節約】

ざっくりいうと

1.ATMの入出金手数料が無料

2.全国を網羅できるATM設置台数

3.現物の口座通帳が持てる

こういう内容です。

 

 

こんにちは、子ども部屋おにーさんです。

(以下ブログ主、私)

毎月のATM手数料把握してますか? 特に入出金を繰り返す人はいつのまにか手数料もかさんでいるものです。預金額に目がくらんでコストを見落としてはいませんか。良しとすべきはゼロだけです。なぜなら、それはルールを理解していれば払わずにすんだ損失だからです。たかが数百円と思うかもしれません。しかし手数料を払うくらいなら、菓子でもジュースでも衝動買いして腹に入れた方がまだ幸福度は高いでしょう。

 

私は私のお金が私の意思を問わずに奪われることが我慢できません。そのために守るべきルールの1つが手数料無料と考えます。これは私にとっては原則です。勿論、応用もあります。けれども最初はこの原則を守ることが純利益を増加させる近道だと私は信じます。

 

1.ATMの入出金手数料が無料

その上で考慮に値するのがゆうちょ銀行です。ATMは24時間対応ではないというデメリットもありますが、口座通帳とキャッシュカードどちらでも入出金可能で手数料無料です。最近はコンビニATMとの提携も進めていて、

 

全国のファミリーマート13,000台で

平日の8:45~18:00

土曜日の9:00~14:00

と入出金が手数料無料で行えます。

 

ゆうちょATMのご案内

www.jp-bank.japanpost.jpイーネットとゆうちょ銀行が業務提携。全国のファミリーマート等に設置している約13,000台のATMでゆうちょキャッシュカードのご利用手数料が一部時間帯にて無料に(2017.12.25)

www.family.co.jp

2.全国を網羅できるATM設置台数

手数料無料の銀行口座は他にもいくつかありますが、ゆうちょ銀行が他と比べたとき優位に立つのが、全国規模でのATM設置台数です。

 

ゆうちょ銀行の特徴

www.jp-bank.japanpost.jpゆうちょ銀行は前述のコンビニATMとは別口で、自社で全国に郵便局と併設された28,800台のATMネットワークを持っています。全国のATM総数が平成29年で約109,000台らしいので、ゆうちょ銀行の口座があれば、国内の約38%のATMを手数料無料で利用できます。またこの比率は今後上がっていくと考えられるでしょう。キャッシュレス化の浸透によって徐々にですがATMの総数は減っているからです。

 

ATMの撤去を進めているのは地方銀行です。理屈としては周辺のコンビニATMと連携することで経営合理化を図る狙いがあるらしいのですが、そもそもATMが銀行窓口の業務効率化と人員削減を意図に機械化されたシステムであることを鑑みれば、ひょっとして必要なのはATMだけでその銀行自体は別に必要ないんじゃないか? そう思うのは私がB to Cを念頭に銀行を語っているからであって、きっとB to Bの方が銀行は儲かるんでしょう。というよりそうでなければ困ります。自分本位の延命措置とかだったら洒落になりません。これはあくまで私の妄想に過ぎませんが、そんなリスクも想定される地銀とつき合うかどうかはその人次第です。ただブログ主は余計なコストもリスク大っ嫌いなので、今回はゆうちょ銀行をおすすめしています。

 

ゆうちょ銀行の規模の利便性を実感するのは、主に独り暮らしを始めたばかりの学生や、就職・転職・転勤で住居が変わる社会人の皆々様でしょう。そこが北海道だろうと東京だろうと沖縄だろうと、郵便局があれば手数料無料でATMから現金を引きだせる。この利便性を地銀は持ち得ません。同条件を持つのはコンビニATMと全国提携するネット銀行ですが、最後にそれに勝るゆうちょ銀行のメリットを紹介したいと思います。

 

3.現物の口座通帳が持てる

コンビニATMでの入出金はキャッシュカードで行われ、基本的に通帳の記帳ができる所はありません。そもそも通帳を発行してくれるネット銀行はありません。(ないよね?)地銀は通帳とキャッシュカードを発行してくれるけど、地域限定なので手数料無料で入出金できるATMが少ないです。ゆうちょ銀行はこれらの良い所取りに成功していて、全国のコンビニATMが使え、手数料無料であり、さらに通帳とキャッシュカードを持つことができます。

 

全国規模で使える通帳とキャッシュカードというのは、考えれば色々な使い方ができると思います。例えば毎月仕送りが必要な独り暮らしの学生なら、親が通帳を持ち、子どもがキャッシュカードを持てば、親が通帳記入するだけで子どもはキャッシュカードで現金を引きだせるようになります。(注意:入金額によっては贈与税が絡んできますが、本記事は脱税を勧めるものではありません。あくまで合法で通常の使用範囲内での話です)

 

また社会人となり両方を管理するようになれば、もしもキャッシュカードごと財布を落としたなんて事態に、通帳記入で当分の生活費を引きだしてから利用停止などの諸々の措置を取ることもできます。自宅に窃盗が入って通帳が盗難にあった場合は逆もまた然りです。現金の吐口を2つ作れるというのは、ゆうちょ銀行の規模を考えたときリスクよりヘッジの方が大きいと私は考えます。

 

ブログ主は日常生活でほとんど現金は使いませんが、それでも使用をゼロにはできません。ATMを使わなければならないのならば、ぜひ送料無料でリスクヘッジの利いた銀行口座を選んで使ってください。

 

それでは、また!